上手くなりたいけどどうしていいかわからない。
下手な理由や改善策が知りたい。
という悩みに答えます。
本記事の内容
模写をする意味
模写が下手な理由 3選
・短時間で描こうとするから
・いきなり細かく描こうとするから
・よく見て描かないから
模写が辛い方へ
・模写より先にすべき練習
本記事の信頼性
この記事を書いた人:ゆうり(28歳 会社員)
イラスト歴:1年半(ずっとクリップスタジオを愛用)
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元々絵は超苦手(美術の授業でクロッキーの評価はBマイナスだった)
練習はほとんど模写のみで上達してきた。
こんにちは、ゆうりです。
模写ってなかなかうまくならないですよね(-_-;)
見て描くだけなのに何でこんなに難しいの!?
見て描くのも難しいのに絵なんて描けるようになるのかな・・・
という不安が私にもありました。
ですが模写は、真摯に取り組めば誰でもうまくなります。
そこで今回は、
模写が下手な理由と改善方法をご紹介します。
私が実践して効果のあった方法です。
実践するとどうなる?
模写がうまくなるコツがつかめる。
模写より先にすべき練習方法がわかる。
そもそも模写をする意味とは? 正しく見て、知って、描けるようになること
そもそも模写をする意味って何でしょうか?
私が思う理由はこの3つです。
模写をする意味
・描く力をつけるため。
・見る力を上げて、インプットの精度を高めるため。
・資料を正しく使うため。
長々と解説~ 下の枠は飛ばしてもらっても大丈夫です。
描く力をつけるため
言葉のままですが、思ったように描き出す、描写する力です。いくら絵に関する知識が豊富でもそれを描き出す力がないと活用できません。模写では描き出す力が鍛えらえれます。
見る力を上げて、インプットの精度を高めるため
絵を上達するためには知識が不可欠です。なぜなら知らないものは描けないからです。ですが間違った風に知ってしまっては意味がありません。模写では正しく知るための見る力が鍛えられます。
資料を正しく使うため
絵を描くには資料を見ることが不可欠です。資料を見ずに絵を描くプロはまずいません。資料を見ずに描けば、実際とは違うどこが不自然な絵になってしまいます。模写は資料を使って描く練習になります。
ようするに、
正しく見て、知って、描けるようになるため
です。
この3つが大事です。
模写が下手な理由3選
下手な理由その1:よく見て描かないから
一つめの理由はよく見て描かないからです。
なぜなら上記の「模写をする意味」で書きました、「正しく見る」ができていないからです。
ちゃんと見ないと見本イラストの魅力を学ぶことはできません。完成した絵も半端なものになってしまいます。
対策としては
・見るのをさぼらない
・想像や思い込みで描かない
この2つを意識するだけでも十分効果はあります。
下手な理由その2:いきなり細かく描こうとするから
2つめはいきなり細かいところを描こうとする。です。
よく見て描こうとするあまり陥りやすいのですが、端から順に細かく描こうとしてしまうことです。
これをすると全体のバランスが狂った絵になります。しかも、おかしいと思ってその都度修正するので、とてつもなく時間がかかります。
対策としてはこの3つです。
・グリッド線を引く
・シルエットで全体を把握する
・骨格のアタリを描く
順番に解説します。
ちなみに全部使わなくても大丈夫です。
対策1:グリッド線を引く
画像のように、見本にするイラストにグリッド線を入れます。
こうすることで、どのパーツがどの位置にあって、どれだけの面積を占めているのかがわかります。これで全体を把握しやすく、バランスを崩しにくくなります。
グリッド線の引き方や詳しい解説は【初心者向け】模写を簡単にするコツ4点【イラスト】で解説しています。
対策2:シルエットで全体を把握する
例えば、画像のように大雑把にシルエットを描きます。
そして、「この範囲にすべて納めるんだ」という意識で模写をすすめます。
こうすることで大きくバランスが崩れるのを防いでくれます。
ちなみにこの方法は、アニメ私塾さんの本、最速でなんでも描けるようになるキャラ作画の技術で紹介されています。他にも役立つ情報、練習方法が満載です。
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対策3:骨格のアタリを描く
画像のように、頭や骨、関節などの骨格でアタリをとります。
この時点で元の絵とズレていなければ、おかしなバランスにはなりません。
途中で重ねてチェックするのもありです。
詳しいやり方や解説は【初心者向け】模写を簡単にするコツ4点【イラスト】をご参考ください。
下手な理由その3:短時間で描き上げようとするから
3つめは、短時間で描き上げようとするから、です。
極端な話、
見て描く ⇒ おかしなところを修正
見て描く ⇒ おかしなところを修正
見て描く ⇒ おかしなところを修正 ・・・
これを永遠に繰り返せばうまい模写は描けます(本当に極端な話です)
ですが、さらっと終わらせたい気持ちはとてもわかります!!だって模写って辛いんです!!
模写が辛い理由
・時間がかかる(ちゃんと描こうとすると3~10時間ぐらい)
・体力も気力も必要
・写すだけとはいえ結構難しい
時間かかるし疲れるし難しいし、できればすぐ終わらせたい!!
ですが待ってください!!模写をする意味は
正しく見て、知って、描けるようになるためです。
これができなければ模写の経験値は半減します。経験値を100%得るためには苦労も必要です!時間も体力も使ってください。
どうしても辛い場合は出直しましょう。
模写より簡単で気楽にできる練習方法があります。練習すれば模写の負担を減らしてくれます。詳しくは【初心者】絵が下手すぎて辛い時の乗り越え方【考え方と練習法紹介】で紹介しています。
まとめ 模写は全体を見ながらじっくり描く
いかがでしたでしょうか?
この記事では、模写が下手な理由とその改善策を紹介してきました。
模写が下手な理由
・短時間で描こうとするから
・いきなり細かく描こうとするから
・よく見て描かないから
模写を楽にする練習方法3つ
・グリッド線を引く
・シルエットで全体を把握する
・骨格のアタリを描く
よく「初心者は模写がオススメ!!」と言いますが、その割には結構難しいんですよね。ですがやる価値は絶対にあります。
今回ご紹介した方法で、少しでも楽に模写をする助けができたらうれしいです。
今回はこの辺で。
以上 ゆうりでした。
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